2017年
2月
27日
月
金曜から日曜まで、長男の家に行ってきました。
たまたま土曜日は孫の保育園の「ミュージカル・ファンタジー」の発表会。
系列のほかの保育園とも合同で、大きなホールで盛大な発表会でした。
年少さんの演目は、「さるかに合戦」でした。
衣装も大道具も、先生たちが頑張ってくださったんですね。
この保育園は、こういうことに力を入れているようで、年長さんになると、「アリス・イン・ワンダーランド」や「アニー」など、本当にミュージカル仕立てで、子供たちも歌にダンス、台詞回しなど、よくやっているなと感心しましたが、先生方のアイデアや工夫が満載で、とても立派なものでした。
うちの孫が年中さんや年長さんになったとき、あんなことやそんなことができるとはとても思えないんですが、また見に行く楽しみもできました。
最後に理事長さん(かな)から優秀演技賞の表彰があって、選ばれた子たちに賞状とトロフィーが授与されたんですが、ダブルキャスト(主役級は途中で入れ替わっていました)で一方だけが表彰されたりするのは、この年齢でちょっと微妙かなとも思いました。
小さくても競争意識を持たせたほうがいいのかな。
私の印象では、ほかの子たちにも何か記念品あげてほしかったかな。
幼児教育もいろいろ研究されて、それぞれの園が特色を出しているんでしょうね。
半日楽しませてもらいました。
ついこないだまで赤ちゃんだった孫が、舞台の上で演技らしいことをしていると思うと、感慨深いものがありました。
2017年
2月
18日
土
教室の玄関横の前庭に植えてある沈丁花の花が、今年もほころび始めました。
花自体は派手ではないけど、その馥郁たる香りで、存在を強く印象づけます。
とても丈夫で虫もつかず、手をかけていないのに素晴らしい香りのプレゼントをくれる、私にはぴったりの花です。
この花が匂い始めると、ああ、春が来たなと嬉しくなるんですね。
きょうは2週間ぶりのフランス語のレッスン日でした。
先日、両替町の「かきセンター」に行ってきたので、日記に書いて先生に見ていただいたんですが、意外な知識を得ることができました。
生牡蠣のことを、文字通り“des huîtres crues(デ・ユイットル・クリュ 生の牡蠣)”と書いたんですが、先生がおっしゃるには、フランスでは牡蠣は生でしか食べないので、「生の牡蠣」という言い方はないそうです。
あえて言うなら、“des huîtres fraîches(デ・ユイットル・フレッシュ 新鮮な牡蠣)”が正しいのだそうで、「へえー」という知識でした。
魚介を生で食べるのは、むしろ日本が専売特許じゃないかと思っていましたが、フランスでは生でしか牡蠣を食べないって驚きです。
牡蠣フライとか牡蠣御飯とか、おいしいのにね。
そう言えば、パリに行って牡蠣で有名なレストランに行ったとき、確かにメニューに生牡蠣しかありませんでした。
そのときは不思議に思わなかったのも不思議。
「かきセンター」でフランス産の生の白ワインをいただいたんですが、それも日記に書いたら、フランソワ先生に「生の白ワインって何ですか?」と聞かれてしまいました。
ネットで調べたら「無殺菌・無濾過のワイン」と出ていましたが、フランスでも一般にはあまり出回っていないんでしょうか。
やわらかくてフレッシュな味わいでおいしかったです。
こんなお話ができて、ちょっとした文化交流ができるのも、フランス語のレッスンを受けている楽しみの1つです。
もっと上達すれば、なおいいんですけどね^_^;
ピアノと同じで「継続は力」と思って、息が切れないぐらいのペースで勉強しています。
2017年
2月
13日
月
きょうはピアニストの内田光子(Mitsuko Uchida 1948~ )さんがグラミー賞を受賞したというニュースが流れていました。
2度目の受賞で、今回はドイツのソプラノ歌手の伴奏でシューマンのリーダークライスほかのアルバムが評価されたということです。
ソロじゃないのか、と思われる方もいるかもしれませんが、ソリストと伴奏者は同等で、2人で音楽をつくり上げているのですから、ドロテア・レシュマンの受賞でもあり、内田さんの受賞でもあるわけですね。
日本人が受賞と騒がれていますが、内田さんはグローバルな方で、今はイギリス国籍ですし、ご本人はあまり日本人という感覚はないのでは。
12歳のときに外交官だったお父さんに伴って海外に出て、ウィーン音楽院で学び、1970年にショパン・コンクールで第2位でした。
日本人離れした演奏で、この年代の日本出身のピアニストの中では傑出した存在ですね。
私は、音大を卒業して清水に帰ってきてから、一度東京まで内田さんの公開レッスンを聴きに行ったことがあります。
音楽も、話しぶりも仕草も、すべて日本人じゃないなと思いました(笑)
モーツァルト弾きとして知られていますが、シューベルトなども素晴らしいし、もっと新しいものも演奏していますね。
youtubeにドイツでのインタビューの映像があって、とても素晴らしいので、ここにも上げておきます。
ドイツ語で語っていますが、公開レッスンのときの日本語での話し方も、全くこんな感じでした。
音楽家に限らず一流の人って、とても熱量が高いと思うのですが、内田さんも音楽に対する情熱やエネルギーが溢れ出ていますね。
指揮者の小澤征爾さんとも通じるところがあるように思います。
日本人として誇らしいと言うよりも、好きなピアニストが受賞したのが嬉しいし、世界で正当に評価されているんだなと思えたのが嬉しいニュースでした。
2017年
2月
04日
土
早いもので、もう2月。
きょうは午前中はフランス語のレッスン、夕方生徒さんがみえてピアノのレッスンをしました。
時間的には余裕はあったんですが、いつも金曜にフランス語の予習をしたり日記を書いて、レッスンはなごやかで先生もお優しいんですが、いつも使わない頭を使うので(笑)、レッスンがあった土曜の夜はふだんより疲れている感じ。
最近はいままでやってきたことの復習と反復が中心で、質問に次々答えていくのでやっぱり頭を使っているんでしょうね。軽い緊張もありで。
春の訪れを感じさせる白水仙。
芯が黄色いのもいいですが、白いのも清潔な感じでいいですね。
フランス語では“Narcisse”です。
ギリシャ神話に出てくる自分自身しか愛せない美少年ナルシスが死んだ後、この花が咲いたことから名前がついているようです。
昨夜は節分で豆は撒きましたが、恵方巻きを買うのは忘れました。
とりあえず豆撒いておけば鬼は来ないかな。