2016年

4月

29日

連休初日

いよいよゴールデン・ウィークですね。

きょうは、えっと…、私たちの日でしたね(・・;)

「明治は遠くなりにけり」なんて言葉を耳にしながら育ったんですが、いまや昭和すら懐古的に語られるようになりました。

 

きょうは北海道は雪が降って大荒れだったようですが、ここ静岡は少し雲はあったものの、暑からず寒からずの気持ちのいい一日でした。

レッスンはお休みだったので、何をしたかというと、窓拭きに買い物、ピアノも弾きました。

 

この時季悩ましいのは、パンジーとヴィオラがいまを盛りとお祭りみたいに咲き誇っているんですね。でも、お花屋さんではサフィニアやペチュニアなどの夏の花苗が入荷されていて、いま植え替えないと、いい苗が店頭から消えてしまうこと。

いつももったいないなと思いながら、パンジーやヴィオラを抜いて植え替えをしています。

やっぱり連休中に植え替えないといけないかな。

生垣のクレマチスの蕾も膨らんできたし、薔薇の季節も始まりましたね。

黄色い薔薇は私の先生がお好きな色です。

コンサートで先生が弾かれたときに、黄色い薔薇の花束を差し上げたことがあります。

紅い薔薇やピンクの薔薇が好きな人は多いと思うんですけど、黄色い薔薇が好きな人って、やっぱりちょっと個性的でお洒落な人じゃないかなと思います。

どの色の薔薇にもそれぞれの美しさがあって、これと選べないのがまた楽しいんですけどね。

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2016年

4月

25日

アリッサム

きょうは所用があり出掛けたのですが、信号待ちをしていると、とてもよい香りが漂っています。

ふと横を見ると…

香りの正体は、この白いアリッサムですね。

パンジーはそんなに匂わないですもんね。

アリッサムがたくさん咲くと、こんなに香り高いと初めて知りました。

アブラナ科だそうで、そう言えば花のつき方が菜の花と似ています。

 

一見派手な花じゃないけど、濃い色の花と一緒に植えると、とても効果的ですね。

スギの花粉症の季節ももう終わり、新緑もきれいになって、とてもいい季節になってきました。

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2016年

4月

21日

金雀枝

いまだに余震が続き、行方不明の方もいらっしゃるし、被災地の方たちは不安や悲しみを抱えながらの不自由な生活で、本当に大変な状況だと思います。

そういう中で、それでもボランティアの受け入れが始まったり、支援の輪が広がっているようで、生きていれば何があっても前に向かって歩き出すしかないんですね。

大変なニュースや暗いニュースが続きますが、道すがらこの鮮やかな黄色いエニシダを見つけて、少し明るい気持ちになりました。

 

英語ではBroom(ほうき)

エニシダはオランダ語のGenista、またはスペイン語のHiniestaがなまったものだそうです。

伝説の魔女やハリーポッターがまたがって空を飛ぶほうきは、このエニシダの枝からつくられたものだとか。

マメ科の植物ですが、全体にアルカロイドを含んで毒性があるそうですから、魔女にはふさわしいのかもしれませんね。

 

被災地の人たちはいまは花どころではないと思いますが、いつか生活が落ち着いて、こんな花を愛でることのできる日常が、早く戻るといいなと思います。

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2016年

4月

18日

熊本地震

祈っているだけでは何の力にもなれないので、具体的にできることは何なのか考えていました。

東日本大震災のときに、24時間テレビのホームページから寄附したことを思い出しました。

http://www.24hourtv.or.jp/report/2016/0415.html

 

郵便局などからも寄附できますが、私は速くて手軽なインターネットでの寄附を、いま申し込みました。

 

静岡も以前から東海地震の可能性が指摘されていますし、日本に住んでいる限り、どこにいても、ある日突然、神戸や東北、熊本の人たちと同じような境遇になる可能性は大きいですよね。

やっぱり大事なのは助け合いかなと思います。

 

早く地震が収まって、これから暑い季節になる前に住環境などが暮らせる状態になるように、一人一人の個人はもちろんですが、行政はこういうときこそ力を尽くしていただきたいと思います。

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2016年

4月

16日

Le tremblement de terre

木曜の夜に熊本で大きな地震があって、びっくりしましたが、さらに驚いたのは、あとは余震を繰り返しながらだんだん収まっていくんだろうと思っていたのに、きょうの未明、さらに大きな地震が起きて、何度も繰り返し、どんどん被害が広がっていったこと。

 

静岡は、40年も前から東海地震の可能性がずっといわれてきたのに、まだ起きていなくて、その間、神戸、新潟、東北、そして今度は熊本。

日本列島どこでも起きる可能性はあるということなんでしょうか。

 

犠牲者やそのご家族のことを思うと、胸が痛みます。

そして地形が変わってしまうほどの山崩れやインフラがずたずたになっていること、熊本城の無残な姿。

 

今夜から大雨が降るということで、この上被害が拡大するのではないかと、本当に心配です。

Un grand tremblement de terre s'est produit dans Kumamoto.

J'ai été surprise par l'information.

Il n'avait pas été prévu qu'un tremblement se produirait dans Kumamoto.

Des grands tremblements se sont produit si loin dans Kobe et Niigata,Tohoku.

On dit qu'un grand tremblement se produira dans Shizuoka depuis 40 ans.

Mais il ne s'est pas produit vrament.

Je trouve cela bizarre.

 

亡くなられた方々とそのご家族にお悔やみ申し上げるとともに、地震が一刻も早く収束し、決して簡単なことではないと思いますが、被災地の皆さんに平和な日常が少しでも早く戻ることをお祈り申し上げます。

 

J'espère la fin du tremblement de terre et la restraution de Kumamoto.

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2016年

4月

14日

藤娘

きょうは新入会の小学生が午後みえることになっているので、どんなふうにスタートしようかなと考えながら道を歩いていました。

初心者でも、4歳と小学生では理解力も集中力も違うので、始め方も少し考えて、年齢に合わせるようにしています。

 

通りかかった道の脇の庭先に、藤の花が咲いているのを見かけました。

桜はもうほとんど散ってしまいましたが、この季節は次々といろいろなお花が咲いて、新緑の季節に向かうので、外を歩くのも楽しいです。

 

藤は、桜と同様に日本の文化に深くかかわる花ですね。

藤娘って、歌舞伎舞踊や日本舞踊が始まりと思っていましたが、大津絵の絵師が描いた絵がもとになって踊りに発展したものだそうです。

 

日本では源氏物語のころから紫が高貴な色として愛されてきたし、いかにも女性的で優美な花ですね。

日本髪で藤の花のかんざしが揺れる様も、とてもいいものですね。

 

花言葉には「離れない愛」というのもあるそうで、蔓が絡みつく様子からついたのかもしれないですが、これはいい意味にもちょっと怖い意味にもとれるでしょうか。

いつだって愛には二面性がありますからね。

ハッピーな愛だけでは、ドラマもなければ芸術も生まれない気がします。

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2016年

4月

09日

散り始め

やっと咲いたと思ったら、きょうあたりはもうどこも桜吹雪が舞っています。

絶え間なく流れていく桜の花びらを眺めていたら、古い記憶の中から、ある詩の一節が、ふと蘇ってきました。

 

あはれ花びらながれ

をみなごに花びらながれ…

 

全部は覚えていなかったので、調べてみました。

 

甃(いし)のうへ(上)

 

あはれ花びらながれ
をみなごに花びらながれ
をみなごしめやかに語らひあゆみ
うららかの跫音(あしおと)空にながれ
をりふしに瞳をあげて
翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍(いらか)みどりにうるほひ
廂(ひさし)々に
風鐸(ふうたく)のすがたしづかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃(いし)のうへ

 

三好達治の詩ですね。

桜吹雪が流れる下を歩くたおやかな女性の姿が目に浮かぶような、とても抒情的で素敵な詩です。

当時、この詩がとてもいいなと思って気に入っていて、たまたま国語の時間に指名されて朗読しました。

気持ちが入っていたためか先生にほめていただいて、嬉しいような面映ゆい気持ちだったことも思い出されました。

 

今も昔も、さまざまな思いを抱えたさまざまな人の上に、桜吹雪は降り注ぎ、流れているのですね。

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2016年

4月

06日

新入会

きょうは、新入会の方がみえました。

昨日、お電話いただいて、とても急いでいるご様子。

あまりに早口だったので、最初お子さんの入会かと思ったら、ご本人でした。

 

いままで保育園で補助的な立場でお仕事をされていたので、もう30年もピアノは弾いていなかったんだけど、職場が変わったら楽譜を渡されて、すぐにも弾けるようにしなければならないということでした。

 

「ヘ音記号の読み方を忘れちゃって」とのお話。

きょう早速レッスンして、五線紙に音符を書いてちゃんと説明したら、すぐ理解されて、スムーズにレッスンできました。

きょうは3曲を片手ずつ弾いたんですけど、ご本人が真剣なので、来週には両手で弾けるんじゃないでしょうか。

 

保母さんや幼稚園教諭の方も、できればゆとりを持って上手に弾けたほうがいいですよね。

先生のリズム感や音楽性は必ず子供たちに影響を与えると思います。

 

来週からのレッスンも楽しみです。

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2016年

4月

01日

新年度

きょうから新年度が始まりましたね。

子供たちも、進学・進級で、希望と不安、緊張で特別な時季だと思います。

新しい習い事やスポーツなどに挑戦してみる人も多いでしょうね。

 

先週は、今年入会した小学生の坊ちゃんのレッスンに同伴して、お父様がいらっしゃいました。

お子さんの習い事には、お母さんがよりかかわっていらっしゃるご家庭が多いと思うのですが、こうやってお父さんも関心を持ってくださるのはとてもいいことですね。

 

いつもにこにこして笑顔が可愛い坊ちゃんなんですが、お父様もそっくりなお顔で、2人でにこにこ、にこにこ。

こちらまで笑顔になってしまいます。

 

お父さんも、高校のときはオーケストラ部だったということで、音楽がお好きなんでしょうね。

レッスンが終わると、お父さんが「いつもよりちゃんと弾いてたな」とからかっていて、坊ちゃんのほうは「そんなことないよー」と笑いながらお父さんをポカポカとやって、じゃれ合っているのも微笑ましく、いい親子関係が窺えました。

 

こうやってご家族みんなで温かく見守って応援してくださっていると、お子さんのモチベーションも上がりますね。

私もなんだか楽しくなったレッスンでした。

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