ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール

フランスのパリで開催されていたロン・ティボー・クレスパン国際コンクールが終わりました。

亀井聖矢さんが見事1位を受賞、聴衆賞と評論家賞も併せて受賞という快挙を成し遂げました👏👏👏💐💐💐

亀井さんは私も以前から注目していたピアニストで、2001年生まれということですから、まだ21歳? 桐朋学園大学に在学中という若いピアニストです。

2019年には日本音楽コンクールで第1位、ピティナ・ピアノコンペティションでも特級グランプリを獲得。飛び入学で桐朋学園大学に特待生として入学したという経歴の持ち主です。

今年、マリア・カナルスコンクールでは第3位、クライバーンコンクールではセミファイナルまででしたが、YouTubeでセミファイナルでの演奏を聴いて、なぜファイナルに選出されなかったのか納得できなかったのは私だじゃなかったのではと思います。

 

今回もセミファイナルのラヴェル「夜のガスパール」も素晴らしかったですし、何と言ってもファイナルでのサンサーンスのコンチェルト「エジプト」は何かが憑いているんじゃないかというほどの神がかった演奏でした。

評価されるべき人が正当に評価されるのは本当に嬉しいですね。

もう今でも注目されてコンサートは次々完売という状態ですから、すごく忙しい日々が続くと思うのですが、個人的には2025年のショパン・コンクールが気になっています。

恐らく挑戦されるのではないかと期待しているのですが、クライバーンで1位だった韓国人ピアニストのユンチョン・イムさんや、今回1位を分け合った同じく韓国人のイ・ヒョクさんほか若手の実力者が何人もいますから、想像しただけでドキドキします。

 

ロン・ティボーのファイナルに残った6人の方の演奏はYouTubeで見ることができるので、まだ聴いていない方には、ぜひお勧めします。

パンジー、ビオラの季節ですね。

今年は白やオレンジ、ブルーのほかに、この色がぱっと明るくていいかなと思って植えてみました。

これまであまり見かけなかった色、品種改良が進んでいるんですね。