リュウグウからクイーン

昨日は、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に着陸したというニュースが流れました。

半径3メートルのエリアにピンポイントで着陸するって、まるっきり素人の私でも、すごいことだなあと思います。

私たちの生活に直結して何かの役に立つということではないかもしれませんが、何とも夢のあるニュースですね。

 

昨日は、またネットの記事で、その「はやぶさ2」の快挙に対し、ロックバンド「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイが祝福のコメントを寄せたというニュースも出ていました。

一瞬、「なんで?」と思ったんですが、ブライアン・メイは天体物理学の博士号を持っていて、日本のこのプロジェクトにも注目していたのだそうです。

ギターも作曲も才能があって、博士号も持っているって、クイーンはフレディ・マーキュリー以外のメンバーの能力も高いバンドだったんですね。

 

クイーンといえば、映画「ボヘミアン・ラプソディー」が25日に発表されるアカデミー賞にエントリーされていて、メイとドラムのロジャー・テイラーが授賞式で演奏することも決まったそうで、それも話題になっています。

 

私もずっと気になっていたので、先月「ボヘミアン・ラプソディー」観てきました。

全く畑違いで、ロックの定義もよく知らないんですが、フレディ・マーキュリーの歌声は一度聴いたら忘れない特別なものがありますものね。

フレディが生きていたころのクイーン全盛期はよく知らなかったのですが、その後でNHKの「SONGS」で視聴したりしていました。

映画の中ではオペラのアリアも流れていて、「ボヘミアン・ラプソディー」という曲も、オペラとロックの融合だそうです。

クイーンもフレディも、あらゆるジャンルの音楽を聴いて取り入れたそうですから、ジャンルの垣根はないんだなと思います。

 

映画の感想を書き始めると長くなりそうなので省きますが、フレディ役のラミ・マレックの演技が、まるでフレディが憑依したかのようで、最後のライヴエイドのシーンが感動的でした。

顔も体格も決して似ているとは思えないのに、すごい役者根性だなと思いました。

主演男優賞の候補になっているので、アカデミー賞授賞式も注目ですね。