イーヴォ・ポゴレリッチ

昨夜はNHKで「ピアノの森」もあるし、「クラシック音楽館」では「ポゴレリッチin奈良」もあるというので、これは必見と思ったのですが、我が家はいまワールドカップで盛り上がっちゃっているので、この2つは録画して、きょうのお昼に一人でポゴレリッチを聴きました。

音楽を聴くには一人で静かな時間がいいですね。

 

イーヴォ・ポゴレリッチ(Ivo Pogorelic 1958~ )

ユーゴスラビア出身。1970年からモスクワ中央音楽学校に留学、その後モスクワ音楽院に進んだそうですが、反骨精神ゆえに何度も教授と対立して退学処分にされそうになったそうです。

その名が轟いたのは1980年のショパン・コンクールで、あまりに個性的な演奏のため、審査員の評価が分かれて本選に進めなかったときのこと。アルゲリッチが「彼こそ天才」と言って審査員を降りてしまって「ポゴレリッチ事件」といわれるようになりました。

 

昨夜放送があった「ピアノの森」のストーリーも、こんなエピソードも下敷きの1つにあるように思います。

昨夜のはまだ見てないんですけど。ひょっとしたら最終回だったのかな。

 

昨夜のポゴレリッチの演奏は、クレメンティのソナチネ、ショパンのポロネーズ作品40-2とノクターン作品62-2でした。

なるほど強い個性が感じられる演奏でした。

奈良の寺院のお堂の中で、庭園を背景に独特な世界をつくり出していました。

これはYouTubeから。

若いときの演奏ですが、とても魅力的です。

来週は「ポゴレリッチin奈良」の後編をやるそうなので、それも録画しなくちゃ。

 

今夜は注目のあれがあるので、3時に目覚まし時計をかけて早く寝なきゃと思っているんですが、早く寝るのも起きるのも自信がない…(*_*;

次男に「応援する気持ちが足りない」って言われそうです。