小さな壁

8月の発表会に向けて、いまが大事な時期。

発表会用の曲は、ふだんやっている曲よりほんの少しだけレベルの高い曲を選んでいるんですが、越えてしまえば何でもない小さな壁も、その前に立ったときはとても高い壁に感じられるらしく、今週はレッスンのときに目からお水が出る子が…(笑)

 

スタートラインで既に足踏み状態の子が何人かいるので、何とか気合を注入しようとしているのですが。

フレーズが変わったり左手の和音が変わるたびに止まったり、間違えてはその音だけ弾き直して先に進もうとする子に、「前の小節から弾いて」と言うと、また同じところで間違え、次に進もうとするので、こちらも「前の小節から」。

これを繰り返しているうちに、何度やってもできないので、ついには目からお水が出てくるというわけです。

 

多分、お家での練習が練習になっていないんですね。

できないところをそのままにして終わってしまうので、いつまで経ってもできないところができないままという。

これを自覚させ、やるべきことを意識させるのが大変です。

 

ここをクリアして暗譜まで漕ぎ着ければ、あとはどんどん楽しくなってくるんですけど、それがもう発表会直前ということになってしまうと、今度は緊張感やプレッシャーが増してくるというね。

やっぱり先手必勝ということですね。早目にできていれば余裕が生まれ、緊張はしてもやるべきことをやってあれば、後ろめたさを伴った変な緊張ではないわけです。

 

私もできる限りのエネルギーを注いで、子供たちに努力して報われる喜びを知ってほしいと願っています。