レッスンで上京

昨日は、私自身がレッスンを受けるため、東京の先生のお宅に伺いました。

毎年、発表会では私も弾くことにしているので、その前に1回は先生に聴いていただくことにしています。

東京駅で舞妓さんに遭遇。

京都観光の宣伝のために来ているとのことでした。

お願いして写真を1枚。

パンフレットよりも綺麗な帯を写したかったんですけど(笑)

「ありがとうございます」と言ったら、にっこり笑ってこのずっしり重いパンフレットを渡されてしまいました。

舞妓はん、しっかりしてらっしゃいます。

お役目ですもんね。

 

先生にお目にかかるのは久し振りなので、近況報告やらいろいろおしゃべりしてからレッスンが始まりました。

先生は音大を退職されてからは、ご本人曰く「一日一客」とのことで、昨日は私だけ。

時計見ていなかったけど、3時過ぎにレッスンが始まって終わったのは6時近かったかな。

「退職してからは何の制約もないから、いまのほうが心ゆくまでレッスンしている」とのことで、以前よりも要求が厳しくなっている気がします。

持っていったシャブリエの曲は、前にもレッスンしていただいたことがあって、そのときは「あなたに合っている」とほめていただいたんですが、昨日は「あなたが考えていることは多分全部正しい。でも、弾いているときにあなたの頭の中で鳴っている音は、現実に出ている音とは別ということを忘れないで」と、鋭くも厳しい指摘をいただきました。

 

ピアノは本当に深くて厳しいです。

でも、だからこそ面白いんですね。

 

レッスンの後は先生の車で和食レストランに行って、ご馳走になってしまいました。

いつもそういうことになるので、毎年発表会が終わってから報告とともに先生のお好きそうなものをお送りするようにしています。

 

先生がお元気でいらして正直に厳しいことも言っていただけるのが、とてもありがたいことだなと思います。

年齢は私の一回り上なんですけど、「あなたより私のほうが若いわよ」とおっしゃるほど、音楽に関してはエネルギッシュです。

さあ、レッスンで教えていただいたことを忘れずに練習です。