浜松国際ピアノコンクール

昨日は、浜松に用事ができたので、これ幸いと(笑)、いま開催中の浜松国際ピアノコンクール(Hamamatsu International Piano Competition)を聴いてきました。

用事を済ませてから、午後3時前に会場のアクトシティに着いたんですが、3時半まで休憩中ということで、ロビーの展示物をじっくり鑑賞。

出場者全員の顔写真(右側がちょっと切れちゃいました)。

赤い花がついているのは、1次を通過できて2次に出る人たちです。

この日は2次の1日目でした。

メダリストに授与されるメダルも展示してありました。

1位には300万円の賞金も与えられるそうですが、宝くじで1億円当てるより難しいですね(笑)

宝くじはほんの僅かでも、くじを買った人全員に可能性ありますからね。

左側は、昨日の演奏者の順です。

右は審査員の顔写真。

アルゲリッヒも加わっていたんですね。

審査員は2階席にいたんじゃないかと思うんですが、見えませんでした。

 

私が聴いたのは、3時半からの沼沢淑音(Numasawa Yoshito)さんと、アンドレイ・シチコ(Andrei Shychco)さん。

2人だけですけど、1人40分ずつで3曲ぐらいずつ弾くので、聴きごたえありました。

うち1曲はこのコンクールのための日本人作曲家の委嘱作品を弾かなくてはいけないので、これが結構難しいんじゃないかと思いました。

ほかの曲は自分の得意な曲が弾けますけど。

 

2人ともテクニックは完成されていて、シチコは体格もよく、お腹に響くような音量でした。

あまり細かいことは書きませんが、レベルが高くても、胸に響くような、染みるような演奏というのは、難しいものだなと思いました。

素人のような感想ですけど(笑)

私は聴いた中では、沼沢さんの弾いたドビュッシーの「喜びの島」がよかったと思いました。

 

前からこのコンクールを聴きたいと思っていたんですが、静岡県は横に長いので、清水から浜松は結構距離もあり、忙しさに紛れて聴いたことがありませんでした。

でも、会場のアクトシティは浜松駅のすぐ目の前だし、3年後の次回はもっと早くから日程を気にして、もっとじっくり聴きに来たいと思いました。

 

コンクールって、自分が聴いた人の評価はどうだったのかとか、次のステージに進んで入賞できるかとか気になるし、面白いですよね。

このレベルのコンクールなら、普通にコンサートを聴くように楽しめるし、勉強になります。

浜松に住んでいる人は羨ましいです。

通し券というものもあるんですね。

できるものなら、どこかに泊まり込んで、1次から本選まで審査員並みに全部聴いてみたいな。

 

この後の結果発表なども、コンクールのホームページで見られるので、楽しみです。