きょうは2週間ぶりのフランス語のレッスンの日でした。
パリでのテロ事件、フランソワ先生も心を痛めていらっしゃいました。
弟さんがパリにいるけど、小さいお子さんがいて、あまり出掛けないので大丈夫とのことでした。
きょうはテキストは開かず、もっぱらこの事件が起きたフランスの歴史的背景について、板書しながらゆっくりフランス語でお話ししてくださいました。
わからないところは、私たちが「ん?」ってなるので日本語に直しながら。
「ん?」率高いんですけどね(笑)
王政(la Royauté)からフランス革命(la Révolution)を経て共和国(République)になったフランス。でも、その間もNapoléonというEmpereurがあらわれて、矛盾していたこと。
植民地主義(le colonialism)の時代と、悲惨なアルジェリア戦争(la guerre d'Algérie)。
第二次世界大戦(la seconde guerre mondiale)の後の経済発展の中で、多くのアルジェリア人などを働き手として迎え入れたこと。
その時代は、特に人種間の問題はなかったそうです。
でも、オイルショック(choc pétroler)以後、移民の人たちの仕事がなくなり、さまざまな問題が出てきたということです。
とても複雑な歴史や背景があり、簡単には説明しきれないというお話でした。
いずれにしても、観光地として人気が高く、お洒落な綺麗な街というイメージが強いパリの、そしてフランスのそれ以外の面を、私たちが考える機会にはなりました。
何とかいい方向に収束していってほしいと願うのですが…
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