NHKのクラシック音楽館で、先ほどジャン=イヴ・ティボーデ(Jean-Yves Thibaudet 1961~ )の演奏でラヴェルのピアノ協奏曲をやっていましたね。
さすがでした。
フランスの作曲家ラヴェルの曲をフランス人のティボーデが、見事に過不足なく弾き切っていました。
響きが多彩でさまざまな要素を駆使した、高い演奏技術を要求するこの曲を、テクニック充分なティボーデが、色彩豊かに、ジャズ的な要素も生き生きと表現していましたね。
もうこの曲は十八番という、すっかり手の内に入った感じが見て取れました。
ファッションも独特でお洒落です。
上着が短めのタキシードにシルク(?)の黒いシャツの襟を立て、大きなキラキラのペンダント、靴も全部キラキラです。
でも、ステージの出入りを見ていると、とても歩きやすそうな靴でしたね。
ということは、ペダルも踏みやすいでしょう。特注かな?
以前はヴェルサーチのコスチュームを愛用していたけど、最近はヴィヴィアン・ウエストウッドというデザイナーがお気に入りだそうです。きょうのもそうなのかな。
ブルゴーニュ・ワインのコレクションや絵画のコレクションも、かなりなものだそうです。
ついでに、ホモ・セクシュアルであることも公表しているそうで、そういう方は美意識の強い方が多いような気もしますが、どうでしょう。
聴き手としては、ピアニストがホモ・セクシュアルであろうとそうでなかろうと、いい演奏が聴ければ満足ですけどね。
コメントをお書きください