発表会には私も弾くので、7日に久し振りに東京の先生のレッスンを受けてきました。
皆さんが喜んでくれそうな曲をということで、ショパンのファンタジー・アムプロムプチュを弾くつもりだったのですが、先月入会した生徒さんがそれを弾いていて、発表会も参加希望ということなので、私は急遽別の曲に変更。
その時点であと1カ月しかないので、無理せずに以前にも弾いたことのある遺作のノクターンにしました。
3ページだけの曲だし、レッスンも受けたことがあるので、自分で勉強しようかとも思いましたが、やはり感覚的なことは忘れていることもあるので、レッスンをお願いすることに。
受けてよかったです。
忘れていた感覚もあったし、先生ご自身の音楽もさらに深化しているというか、より遠くまで連れていっていただいた気がします。
曲の大きさとかいわゆる難易度ではなく、とにかく全身全霊で弾くということを、改めて認識した時間でした。
一通りレッスンしていただいて、最後に「もう1回最初から弾いてごらんなさい」と言われて弾いたときに、音と音の間がより濃密になった感覚を味わうことができました。
その後は…
先生と一緒にお素麺を茹でてご馳走になりました。
私は薬味を刻む係(笑)
先生と一緒にお料理をしたのは、長い長いおつき合いの中で初めてです。
いろいろと積もるお話もあって、3時からのレッスンでしたが、おいとましたのは8時を回っていました。
以前にNHKで放映されたベルリンでのアルゲリッヒとバレンボイムのコンサート、先生はベルリンまで聴きに行ってきたそうで、そんなお話も伺えました。
その日は長男の家に1泊。
mon petit-fils
2歳7か月になりました。
以前に私が「きんぎょがにげた」という絵本を買ってあげてからお魚が大好きで、サンマを見てもアジを見ても「きんご、きんご」と言っています。
なので、お土産はこれにしました。
源吉兆庵さんの金魚のゼリー。
「きんご! きれいねー」と大喜び。
ふるふる揺れるゼリーをお匙と手も使って口に入れると「んー、おいしいー」と言ってくれましたが、赤い金魚の部分だけ、きれいに残して食べようとしません。
お匙に載せて口まで持っていってあげても、横を向いて拒否。
金魚がかわいそうだと思うのかしら、優しいのねと思ったのですが、ママさんが「ママが食べていい?」と聞いたら、「いいよー」とあっさり快諾。
小さい子の頭の中はどうなっているんでしょう。
2匹の赤い金魚は、ママの胃袋の中におさまったのでした。
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