Maria Callas

NHK・BSプレミアムで放映された世界ドキュメンタリー「マリア・カラスVS.レナータ・テバルディ」(「Face to Face Callas vs.Tebaldi」フランス2014)を観ました。

(18日PM5:00から再放送があるようです)

 

いま若い世代の人たちは、この2人の歌姫のことは知らない人が多いんでしょうか。

カラスのほうが名前は残っているかもしれませんね。

 

私は学生のころ、声楽科のお友達に声楽のレッスンをしてもらっていたことがあって、彼女の家でレコードでカラスの歌う「カルメン」の「ハバネラ」を聴いて、2人でため息をついていたことをよく覚えています。

 

番組では、こういう題名だから当然それが狙いなんでしょうけど、2人のライバル関係を描いていて、勝ち負けをやや単純化し過ぎているきらいはあるものの、楽しめました。

要所要所で流れる2人の歌声が、あらためて素晴らしいの一言です。

折しもというか、ちょうどというか、静岡シネ・ギャラリー(サールナート・ホール)で6月13日から7月10日まで「マリア・カラス 伝説のオペラ座ライブ」が上映されるので、チケットをゲットしました。

観てみないとわからないですが、これは映画というより記録映像のような感じでしょうか。

「1950年代の10年間に凝縮されるカラスの最盛期の舞台をただ一つだけ今に伝える」と、チラシに書かれています。

しばらく忙しいんですけど、上映されている間に必ず観に(聴きに?)行くつもり。


ピアノであろうと、他の楽器であろうと、音楽の源はやっぱり歌ですから、ピアノを弾く人も歌を聴いたり自分でも歌ってみることはとても大事ですね。

自分の中に歌がないと、ピアノを弾いても単に打楽器のようになってしまいますから。


いまからとても楽しみにしています。