この前の記事で北京生まれのピアニスト、ユジャ・ワンのことを書きましたが、彼女だけでなく、中国では若手のピアニストが次々と頭角をあらわしていますね。
もっと年長では、ユンディ・リや、ラン・ラン、それから年下ではニュウニュウなど、世界で高い評価を得て活躍しています。
中国の音楽教育熱はすごくて、音楽人口も非常に多いと聞いていますけれども、私が昨年、大連、鞍山に行ったときは、短い期間ではありますけど、三星ホテルのロビーでおもちゃみたいなちっちゃなピアノを見かけただけで、鞍山で一番というマンションに住んでいるご家族を訪問してもピアノはなかったし、まだまだ一般庶民には縁がないように見えました。
でも、とはいえ13億を超える人口がいる中国ですから、その中ではほんの数%の富裕層だって、人数にしたら相当ですよね。
子供の教育に幾らでも投資できる人たちがたくさんいるのですから、これから続々と優秀なピアニストが出てくると思います。
これからも中国の音楽事情を注視していきたいと思います。
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