ピアノとともに

金曜日にみえた小6のお嬢さん。

お母様から3月いっぱいで退会というお話がありました。

明るくてピアノが好きな、とてもいい子だったので、残念です。

連弾や学校の伴奏も楽しそうに弾いていました。

 

お家が遠くて、中学になると部活もあるので大変ということでした。

部活や塾との兼ね合いや、親御さんには経済的負担という問題もあるし、こちらとしては何とも言えません。

 

基礎が身について、これからいろいろな名曲に手が届こうというときですから、指導する立場としてはもったいないと思うんですけどね。

ピアノは本当は10年スパンぐらいで考えてじっくり取り組んでほしい楽器です。

一生かかっても弾き切れないぐらい数多くの素晴らしい曲がありますから。

 

でも、教室をやめてもピアノをやめる必要はないんですよね。

基礎は身についているので、自分で楽譜も読めるし、いつでも楽しめます。

大人になってからまた始める人もいるので、ずっとピアノと友達でいてほしいと思います。

 

お母さんからは、「妹(0歳)が少し大きくなったらまた」というお話もありました。

彼女の従姉もレッスンに来ているので、発表会のときなどにはまた遊びに来てほしいなと思っています。